アルザスへ里帰りの思い出 その2

今回の里帰りで大きく違ったのが、家族がふえていた事。

ちょうどうちにアブリコが来た時期と同じ頃にオリビエの両親も子犬を家族に迎えていました。ラサ・アプソという犬種で名前がラオスと言います。

私は犬も好きなのですが、犬のかまってかまってという感じや顔とかをペロペロ舐めてきたりするのが苦手なんだけどラオスはそういうところが全くなく猫みたいな犬でした。

お義父さんが毎日のように「モン ルルー」「モン ベベー」といって抱っこしたりキスしたりするのですが、とてもイヤそうにしていました。

犬は私のイメージだと常に食べ物に執着しているイメージでしたが、ラオスはエサも必要なぶんしか食べず食事の時も人間の食べ物を欲しがったりしないのでビックリでした。

以前私はダックスフンドと生活していた時があったのですが、エサにたいする執着が凄くて、それは微笑ましくて可愛かったんだけどエサやり機を買った時にエサがその機械に沢山入っているのがみえるモノだったので、その機械に人間が近づくと歯をむいて怒っていたので面白かったのだけれど犬ってエサにたいする執着がすごいのだっというイメージが私の中にあったので、ラオスのエサに無関心の様子にはビックリしました。だから庭から部屋にラオスを呼び込む時はエサで釣れないから大変でした。

私達は滞在中毎日ラオスの散歩をしていました。
本当にオリビエの両親の住む村は田舎で何もない牛や羊の声のする野原を散歩させ、お義母さんは散歩の途中で花をつんだりして、本当にのどかなところでした。




ラオスの散歩の時にお義母さんに古いフランスパンを羊たちにあげてっと言われたので羊やヤギなどがいるところを通りかかった時にフランスパンをあげたら凄く喜んでいて、次の散歩の時にはすごい勢いで首についている鐘?をカランカラン鳴らして寄ってきたんだけれど、その日はフランスパンがなかったので、とても羊たちが残念そうだったので申し訳なかったです。

フランスだからなのか田舎だからなのか、ラオスは日が上がっている間はほぼ庭で過ごしてます。放し飼いです。日本だと外犬は鎖につながれているかと思うのですが、普通のお店の大きな犬でも放し飼いなのです。そして敷地外には出ないのです。散歩させる時は鎖じゃないけど長くのびる名前がわからないけどワイヤーみたいなのをつけて散歩させますが、それ以外はいつも自由です。私は真剣にラオスになりたい…と思ってしまいました。オリビエの両親に溺愛されていて本当に幸せそう。

今回の旅は本当にのんびり過ごす旅でした。

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名古屋の小さなフランス語教室 petit papierプチ・パピエです。 遠方の方はスカイプで 名古屋にお住まいの方はカフェでの個別レッスンも承っておりす。